評価点数:7
やはり、古今東西最高傑作です。名場面の連続では他に類を見ない。しかし私自身最も感服したのは、ドンの威厳、実力をさりげなく表出したこの場面です。自身傷つきながらも和平会議をリードし、その帰りの車中で真の黒幕をズバリ指摘する場面です。その鋭さ、見識は相談役(デュバル)にもなかった。この場面にドンの歩んできた道と、同時に底冷えする実力を感じました。