評価点数:7
ザンパノに何度冷たくあしらわれても、ひたすら彼を慕い、共に歩み続けたジェルソミーナ。それを素直に受け止めきれず彼女を置き去りにしたザンパノ。数年後、彼女の死を知ったザンパノは海で嗚咽する。初めて彼女を愛おしく思い、自分にとってどんなにかけがえのない存在だったのか気づいたんだろう。そういうあふれる思いが伝わりなんとも切なくなった。近くにあるとなかなか気づかない大事なものって結構あると思う。