評価点数:6
無言劇の真最中に「バティスト!」と思わず娘が恋する出演者に呼びかけてしまうシーンには映画のサスペンスが溢れている。ジャック・プレベールの書くセリフは人生の核心に触れた秀逸なものが多く、いちいちメモを取りたくなる。無頼漢ラスネールのこの魅力的な存在感!映画は悪役こそが魅力的でなくては。